f1のミカタ

クルマのテクニカルなことはあまりよく分からないF1ファンに読んでもらいたいブログを目指しています

2016-01-01から1年間の記事一覧

世代交代を見たF1 スペインGP

さて、今回のスペインGPは、なんと言っても10代ドライバー歓喜の初優勝に尽きる。新たなスターの誕生だ。 予選Q3の一度目は電気が走ったような鮮烈な走り。 ルイス・ハミルトンが失敗、ニコ・ロズベルグも、メルセデスにしてはそれ程でもというとき、間に割…

クビアトショックは文化だ

冷酷な仕打ち? 思わず「おっ!」と声が出てしまったニュースが、第4戦ロシアGP後に飛び込んできた。 「ダニール・クビアトがマックス・フェルスタッペンとスワップ」 セバスチャン・ベッテルに二度突っ込んだことと、それがダニエル・リカルドにも悪影響を…

ちょっと調子に乗りすぎた? フェラーリ

独走か? 混戦か? ニコ・ロズベルグが開幕から4連勝。 またもや追いかける側にドタバタがあり、ロズベルグとレースができなかった。 コースの外ではレースの魅力、そして人気を取り戻すための議論が活発であるというのに、それが無意味だと言わんばかりの…

稀代の不遇なF1ドライバー ニコ・ロズベルグ

今シーズンは開幕から強さを見せつけているニコ・ロズベルグ。 でも、このドライバーに対する周囲からの目は冷ややかだ。いつまでもルイス・ハミルトンに勝てないと思われている。 どうしてこんなに評価が低いのだろうか。 完全優勝の中国GP 2016年シーズン…

F1の予選はスタートグリッドを決めるためのものだけじゃない

手に汗握る予選なんて稀だ 二週間前のオーストラリアGPで露見した、新予選フォーマットの正体。 とても残念過ぎる結果だった世界中が失望した。 でも、ああいった形の予選が展開したことに、筆者はそれほど残念には思わなかった。 なぜかって? これまでだっ…

解説者は予想するのが仕事じゃない

静かなF1放送 静かだな、と感じた。 でもこれは表現が正確じゃない。 よく聞こえるといった方が正しいか。 初めてこの目で2016年の新車が走るのを見る機会だったから集中していたせいもあるかもしれない。でも、このレースで最初のチームラジオが放送された…

オープニングGPにすっかり定着したアルバートパーク・サーキットに思うこと

最終コーナーが一番見どころあるかなぁ 開幕戦の舞台としてすっかり定着しているアルバートパーク・サーキット。ここでF1が開催されるようになって今年で21回目になると知って驚いた。 なんせ筆者の中にとってはオーストラリアGPといえば依然としてアデレー…

F1 2016シーズンの新予選フォーマットは改悪?

野球とは違うスポーツ F1は、例えば野球のように逆転し、逆転され、というような派手な展開を期待してはいけないスポーツだと筆者は思っている。 それは、90分のほとんどが0対0で、均衡が破れないフットボールのような展開が普通。だからグルグルコースを…

いざ開幕! F1 2016シーズン 注目は?

いつもより待ち遠しかったテスト 2016年2月22日。待ちに待ったF1マシンの雄叫びが響いた。 今年はいつもよりF1冬眠期間が長かったように感じる。 しかし走り始めたと知れば、急にテンションが上がる。 ニュース更新の頻度が一気に上がる。情報入手に忙しい…