f1のミカタ

クルマのテクニカルなことはあまりよく分からないF1ファンに読んでもらいたいブログを目指しています

記憶に残るグランプリ オーストラリアGP編

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今週末はいよいよ開幕戦オーストラリアGP!

いや、本当に「いよいよ」ですね。

 

ワタシ個人としては2月のニューマシン発表から

2019年シーズンは始まっているわけですが、

グランプリで各チームの走りを堪能できると思うと

やはり気持ちの高ぶりが違います。

 

開幕戦。

いつかは実際に足を運んで

独特の雰囲気を味わってみたいものです。

 

 

勝手に記憶に残るオーストラリアGP


さて、今回のエントリーのテーマは記憶に残るオーストラリアGP。

 

ご存知のようにオーストラリアGPは1996年からメルボルン開催。

それまではアデレードで開催されてましたね。

 

個人的にはアデレードは好きだったんですけどね。

あの長いブラバムストレートエンドでの切り返すコーナーで見る

ブレーキングとオーバーテイクはなかなかのものでした。

 

ミハエル・シューマッハとデイモン・ヒル接触したコーナーを含む

連続直角ターンもどう抜けてくるかを見ているのが楽しかったです。

 

 

でも、ここでは現在F1が開催されてるアルバートパークサーキットに絞っています。

 
早いもので今年で23年目になるんですね。

 

たくさんのドラマがあったオージーGPですが

中でも筆者の記憶に残っているグランプリを3つ挙げてみたいと思います。

 

 

1.1998年


鬼才アドリアン・ニューウィーが初めて参加したマシンMP4/13。

ミカ・ハッキネン、デイビッド・クルサードは0.043秒差のワンツー。
 
対してフェラーリ=ミハエル・シューマッハ
ポールポジションから0.757秒差と大きく水を空けられた。
 
 
昨年はウィリアムズのジャック・ビルヌーヴに最終戦で逆転され、チャンピオンが手からすり落ちていった。フェラーリで3年目のシーズンは開幕ダッシュを決め、是が非でもチャンピオンを獲りにいく姿勢に燃えていた。
 
しかし、マクラーレンにあっさり前に行かれ、さらに冗談では済まされないほどの差。
 
ミハエルは結局決勝5週でエンジントラブルによるリタイア。
ステアリングを放り投げるミハエル。
意を決して望んだ開幕戦が何もうまくいかなかったフラストレーションが爆発したシーンが強烈な記憶に残っています。

 

www.youtube.com

※2分7秒辺りから
 
 
最近はステアリングを放り投げたままだと罰金取られたりするので、
なかなかドライバーの悔しさがそこで見られることはないので、
今見るととても新鮮です。
 


2.1996年


北米から来た大型ルーキーが、F1をあっさり凌駕してしまうんじゃないだろうか。

まだ走ってもいないのに、そんな思いで主にヨーロッパ出身のドライバーたちが小さく見えてしまったものです。
 
ワタシにとって期待と不安が入り混じったレースだったことを覚えています。
 
 
伝説のドライバーであるジル・ビルヌーヴの息子、ジャック・ビルヌーヴ。
インディカーシリーズのチャンピオンという称号を得てF1に殴り込んできました。
 
当時最強・最速のウィリアムズ・ルノーを駆って
デビュー戦ポールポジションという快挙。
 

www.youtube.com

※13分7秒辺りから
 
 
フジテレビ三宅アナの絶叫が実況ルーム内で響いているのがよく分かります。
 
ミハエル・シューマッハフェラーリに移籍したこのシーズンこそ
チャンピオン獲得の絶好のチャンスと目論んでいたデイモン・ヒルでしたが、
ある意味でミハエルよりも強力なライバルを相手にしなければならないことが判明した瞬間でもありました。
 
決勝はオイル漏れの兆候で惜しくも2位フィニッシュだったジャックでしたが、
十分にその才能と存在感を見せつけた、まさにジャックのための97年開幕戦でした。
 


3.1997年


実はこの件についてはちょっと記憶が曖昧なのですが、絶対にあったはず!! と脳がワタシに訴えています。

 
間違っていたらすみません…
 
YouTubeなどで映像を見つけることができれば良かったのですが、探せませんでした。
実家の奥からVHSを引っ張り出してきて確認する予定です。
そしたら追記で映像を載っけます!
 
 
先の2つとは趣が違うところで挙げた1997年のオーストラリアGP。
 
絶対優勝候補のジャック・ビルヌーヴは1コーナーでリタイアしたため
ハインツ-ハラルド・フレンツェン、デイビッド・クルサードミハエル・シューマッハの争いに。
F1初優勝に向けて快走していたフレンツェンは2ストップ。
これに対し、クルサードシューマッハは1ストップ作戦で対抗。
 
そのフレンツェンの2回目のピットストップ。
手間取って、ピット出口でどうなるか⁉
というときに、事もあろうにフジテレビ(地上波)はCMを敢行。
このレースの勝者を左右する瞬間は、日本では誰も見れなかったという事態が起こりました(はずです!)
 
フジテレビに入ったクレームの嵐については言うまでもありません。
 
 
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結果的には90年代後半の3シーズンが強烈にワタシの記憶に残っているということだったようです。
 
オーストラリアGPは開幕戦だけに、プレシーズンテストの出来事が
実際のレースではどうなのか? が見れる機会です。
それだけでもワクワクしますよね。
 
いつも、細かいことでも何ひとつ見逃さないよう目を凝らして見ています。
 
今シーズンは、特にプレシーズンテストでいろいろなことがあり、
それによるファンの妄想がいつになく広がっているような気がします。
(自分がそうなだけかもしれません)
 
開幕まで、あと3日ですね!