今シーズンの推しは?
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— ROKiT WILLIAMS RACING (@WilliamsRacing) February 11, 2019
今シーズンはウィリアムズ推しにしようかな
ふと、今日思ったのです。
https://twitter.com/WilliamsRacing/status/1094976935703257090https://twitter.com/WilliamsRacing/status/1094976935703257
2014年にマルティニとの大型契約で冠スポンサーを得て、
フェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスの2人にドライバーラインナップも一新、
PU時代初年度に強力なメルセデスを載せることになり、
前シーズンに5ポイントしか獲れなかったチームがまさかのコンストラクターズ3位。
優勝こそなかったもののポールポジションも獲得して、
暗黒時代に終わりを告げるかのような活躍で選手権3位。
古豪の完全復活復権か⁉︎
と思いきや、
次年以降快進撃は止まってしまい
気がつけば昨年はまた最下位…
マクラーレン・ホンダが大騒ぎされてる隙になんともできなかった。
アクティブサスペンションとアドリアン・ニューウィーで
勝利を欲しいままにしていた時代がウソのよう。
正直昨シーズンはレースに参加すらできてなかった。
レースを見ていたワタシも、このチームのことは意識の片隅にも入っていませんでした。
なぜ今年ワタシは一転してこのチームを応援したくなったのか?
日本人特有の「弱きを応援する」というのとは違います。
調和のとれた美しいマシンに仕立ててくれていたマルティニは離れ、
プレシーズンテストに2日、だけじゃなくさらに半日間に合わず、
ニューマシンは走る前から駄作と噂され、
パディ・ロウは解雇の噂で持ちきり…
ここまで残念なシーズンインをするチームも珍しい。
あ、いや、
マクラーレンもそうだったかな?
でも、ウィリアムズは誰かさんのように
ムキになって(今のところ)自己防衛しない。
パートナーをコーナーに追い詰めることもない。
(まあ、ウィリアムズの場合はNO.1パワーソースだから責任転嫁もできないわけだが…)
ペースはまだまだ上がらないけど、
自分たちの状態を受け入れて
すべきことを黙々と進めてる。
ロバート・クビサ、ウィリアムズFW42に失望 「理想とは程遠い」#F1jp | #F1 | #RobertKubica | #WilliamsF1 | #FW42 https://t.co/6MeNaHwh3U
— F1-Gate.com (@F1Gate) March 2, 2019
そんな姿勢がワタシの心を打ったとでも言うのでしょうか。
これは応援しなきゃいかんと思い立ったわけです。
苦境に立たされながらも妥協せずに挑戦する姿勢
思えば昨年、クビサを正ドライバーに選んだときからワタシの心はこのチームに向いていたのかもしれません。
とうとうペイドライバーから脱却できて、ひとりのファンとして嬉しさを感じていました。
しかし三年後にランス・ストロールが来たときは
「どうしてまた過ちを繰り返す!?」
と嘆いていたものでした。
またチームの存続がパストール・マルドナド頼みだった暗黒の時代に
戻ってしまったかとどんよりした気持ちでいっぱいだったのを覚えています。
お金はいつ何時も足りない状態なのでしょう。
だからランスがレーシング・ポイント(フォース・インディア)に移ってしまうと
分かったときは悩みに悩んだことでしょう。
何とか新しいタイトルスポンサーを見つけてきて、
ドライバーについても妥協せず、
新しいシーズンに戻ってきたプライベートチームを、
ワタシを含めたF1ファンが応援せずにどうするのでしょう?
プレシーズンテストも最終日。
C5タイヤでもトップから2秒半落ちのタイムはかなり深刻だ。
2019年 F1バルセロナテスト2回目:総合タイム&周回数・走行距離https://t.co/uZT8Mf7KOx#F1 | #F1jp | #F1Test | #F1Testdays | #F1Testing | #F1テスト pic.twitter.com/UGxbphXlU1
— F1-Gate.com (@F1Gate) March 3, 2019
でもマシンの素性の良さを信じて、
シーズン中の開発が大幅なゲインになることを期待して、
このチームに愛情を持って接していきたいと思ったのでした。
しかし…
緒戦まで残り約二週間。
待ち遠しいでございます。
プレシーズンテストは妄想オンパレードで楽しむべし
プレシーズンテストも佳境
2月とは思えない暖かさ。
もう春が来たかのように感じるのは
日本もスペインも同じみたい。
でも温暖な気候とは違って
F1のプレシーズンテストは日を追うごとにヒートアップしてきている模様。
待ちに待ってたF1シーンが
空気を切り裂くようなサウンドと共に
帰って来ましたね。
ワタシは例年とは違ってTwitterのタイムラインに流れてくる動画をとことん見ています。
そのおかげか、サウンドの印象が先行しているようです。
2014年にPU時代に入ってからというもの
F1サウンドも散々な言われ方をされてきました。
「意外といい音で走ってるじゃん」
というのが正直なところ。
ワタシは感心しました。
おかげで2019シーズンの開幕が一層待ち遠しくなった次第です。
良き時代
いやぁ、それにしてもいい時代になりましたね。
仕事の行き帰りにスマホで動画チェック。
編集入ってますがプレシーズンテストの走行シーンを、
タイムラグがないうちに見れるなんて素晴らしいことです。
走行シーンはなくてもタイミングモニターが垂れ流されてるし。
各種F1サイトでは走行シーンが動画で見れるし。
ドライバーの生の声を画付きで聞けるようになりましたし。
#Kimi7 interview from day 3 of testing pic.twitter.com/hLW3QDihRo
— Verena (@miezicat1) February 22, 2019
https://twitter.com/miezicat1/status/1098997706301861889
いやぁ、本当にいい時代になりました。
雑誌からしか情報が得られない時代を過ごしてきている者からすると
まさしく『進化』です。
F1が好きな人たちには、
是非、現代における文明の利器をフルに使って
シーズンインの前からシーズンを大いに楽しんでほしいものです。
実は一年で二番目にワクワクするのが今じゃないだろうか
さて、これはプレシーズンテスト2の3日目に書いてるのですが、
いやぁワクワクすることばかりですねー。
☑️絶好調フェラーリがまさかのトラブル。からのクラッシュで
一気に不安を掻き立てる。
☑️メルセデスが大幅アップデート導入が意味するのは?
☑️ガスリーがクラッシュ!レッドブル・ホンダは結局速いのか?速くないのか?
☑️キミのアルファロメオが印象深い!
☑️走りの話題があまりクローズアップされないハース。
などなど。
テスト情報を連日見てるだけでワクワクが止まりません。
そして何が良いかって、
テストでは勝ちも負けもないこと。
だからネガティブな気持ちにならずに済むところがいいですね。
レースは、もちろん勝つチーム負けるチームが出てきます。
速さの優劣も明確になります。
誰もが分かるポイントがもたらされます。
勝負の世界だから当たり前なんですし、
一喜一憂するのがスポーツの魅力。
でもテストって、純粋に走りを楽しめる数少ない機会なんですよね。
「他のチームが何をしてるのか誰も分からない」
「他チームは燃料を積んで/軽くしていたのかもしれない」
「基本性能の確認だからタイムは関係ない」
「自分たちのプログラムに集中していた」
テスト中のドライバーからよく出てくるコメントはこんな感じでしょうか。
さすがにもういいよって感じですね。
みなさんも聞き飽きたかと思います。
ドライバーやチームはメディアの前ではこんなこと言ってますが、
実は他チームとの位置関係が分かってるのかもしれない。
でも世間的な体裁としてまだ分からないことにしています。
ファンはそういうところにヤキモキされられるわけですが、
結局テストはテスト。
答えが出るわけじゃないので、
分からない状態を逆手にとって
思う存分に楽しんでしまえばいいのです。
妄想オンパレード
自分が贔屓にしているチームやドライバーをとことん贔屓しちゃいましょう。
妄想をフル稼働させてしまいましょう。
「今年のフェラーリは、いつものテストの進め方とは違うようだ。今年こそは?」
「プレシーズンテストでメルセデスがここまでアップデートしてくるなんて。
この素早い判断はさすがチャンピオン。6連覇の期待大だな」
「テストの時のタイムは意味がないと言うけど、実際に速く走れなければタイムは出ない。アルファとトロ・ロッソは期待できるなぁ。」
など、それが正しいとか間違ってるとかじゃなく、
好きなように解釈して楽しめますよね。
だって、分からないんだから。
取材しているメディアの人たちも想像の域を出ることはなく、
マシンを走らせている本人たちも他との比較ができないんだから、
一般人の私たちには正確なことが分かるはずもありません。
「キミは、アルファのレーシングスーツの方似合う。」
「ルクレールがもしかしたらフェラーリ初年度でチャンピオン争いをするかもなぁ」
「第4期ホンダがいつレースに勝つのか?」
「万が一マクラーレンがレースに勝つことがあったら、フェルナンドはどういう心境になるんだろう?」
F1ファンみんながワクワクして、幸せな気持ちになれる。
それがプレシーズンテストなのです。
来年からは是非テスト走行もカバーしたください。
きっと需要あるはずです。